今回の新春見本市で薄手茶碗を復刻しました。
昨年復刻した輪花皿とともに私の祖父の代に作られていた形状です。
30年ほど前の商品でしたが、その形状と薄さの付加価値が気に入って
型を処分せずに保管していました。
3年前から再販を考え始めて、どう仕上げを行うかを試行錯誤し、陶器祭で試し売りして
その反響を伺い、やっと昨年輪花皿をお披露目。
たくさんの方に輪花皿を扱っていただき、お陰さまで人気商品になりました。
そんな状況を受けて薄手の茶碗を発表。
輪花皿でさえ軽いと言っていただいていますが、こちらの茶碗はさらに軽いと感じて
いただける器です。
それもそのはず、100g程度しかないのです。
器の中でも唯一、常に持ち続けるものですのでお使いいただく際にもその軽さは
他では味わうことができないと思います。
一度使うとその軽さに病みつきになりますよ。
その製造方法からどうしても他の茶碗より割高にはなりますが、
前回の下石どえらあええ陶器祭での試験販売は、完売。
必ずその価値は感じていただけると思います。
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